社内で達人プログラマーを読む会やったら良かった話
達人プログラマーが新装版で発売されたことを機に、社内でお昼に希望者で達人プログラマーを少しずつ読んでディスカッションする会を行っています。
良かった所
- 本に書いてある課題がディスカッションができる
- お互いに思っていた課題を共有できる
- 達人プログラマーを読んでいる辛さを軽減できる
本に書いてある課題がディスカッションができる
章ごとに「チャレンジ」ということで課題がのっているのですが、一人だと読み飛ばしがちなこういう箇所だと思います。その課題についてディスカッションすることで、他の方の考えやさらに関連する話題に触れられてとても勉強になります。
お互いに思っていた課題を共有できる
割れ窓理論の頁で、warning が放置されがちなのが悲しいという課題に対して、朝lint(朝早く来て一人で少しずつリファクタリングする) という習慣を取り入れたら良いよ、といったように課題の共有から、それに対する解決策が得られました。 本を題材にして密なコミュニケーションができるため、とても有意義な時間を過ごせました。
達人プログラマーを読んでいる辛さを軽減できる
優しい口調でさらっと恐ろしい理想論(しかも正論だから厄介)を押し付けてくる本なのですが、それを読んで、いやーやっぱりこの考え方は厳しいよね、という感想を共有できます。 一人で読んでると正直、うるせぇっ!ってなりそうな内容なのですが、みんなで読むため辛さがだいぶ軽減されます。 とは言え名著ですし、全員がこれを読んだ上でじゃあどうすべきか、ということが大事だと思うので、私個人としてはきちんと読める良い機会ができてとてもうれしいです。
終わりに
というわけで週に一回ほんとに少しずつ読み進めて行くことになりますが、これからも続けていきたいと思いました。
最後に、これは一人で読むには辛く、また、一人で読むにはもったいない本だと思います。 輪講の課題としてとても良いと思うので、複数人で読むことをおすすめしたいです。